僕の心を奪ったのは男だった幼馴染でした



まぁ、学校の事は一件落着


あとは生活の事だ



やっぱり生活していくには女性の服を買わなきゃいけない

流石に男性の服だと色々と大変だし



「じゃあ、優。今から一人でいるとき以外はちゃんと女の子になりきってよ?」


「分かってるって」



柚月こと優は優しく微笑んだ




何故かその微笑みにドキッとしてしまう自分がいた


なんというか胸が締め付けられるというか…顔を見れない

これが世間でいう恋なのだろうか




でもこんなのは恋なんてものじゃない



僕はそれだけを全力で否定した