あーー… なんで私、こんなことしてんだろう。 中山くんはこんなにかっこよくて、そのうえ優しくて顔が広くてみんなに人気があるのに…どうして私と…? プライドないのかね。 「…ねぇ、早くして?」 「わ、わかってるよっ!」 カフェオレを少量、口に含ませた。 そしてゆっくり、中山くんの唇へ近づいていく。しかしその速度はカメ並みだ。緊張しすぎてなかなか進めない。 「遅い」