ピピピピッ....ピピピピッ....

何度もうるさく鳴る、朝6時30設定のアラーム
あぁ、また朝がきた

カチッ


「あぁ・・・」

えーと、自己紹介遅れました!
北田美羽、17です!!
(つまり高校二年生)

顔を洗って、制服に着替えたら、トントンと音を立てて1階へ降りる。
今日はなんだか、お父さんの機嫌がよさそう

「おはよお父さん」


「あぁ、おはよう。」
といって、頭を少しかいた。
頭をかくのは、お父さんの機嫌のいい時のくせだ。


「どうしたの?今日機嫌よさそう」


「え〜?だってさぁ〜、今日は一之瀬家が帰ってくるんだよ〜♪( ´▽`)」


「ふ〜ん・・・・
えっ?!!!!!!!!」
ウソ・・・・しゅうちゃんが・・・
帰ってくる・・・・??


「あれ?言ってなかったっけ?」


「聞いてないよ!!!!」


「そっかぁ〜。めんごめんご!
そんなことより、久しぶりに
恭弥(きょうや)に会えるのかぁ〜」


「めんごって・・・・
しかも、そんなことよりって・・・」
ホントにお父さんには呆れるよ。


「そういえば、どこの学校行くの?しゅうちゃん」


「お前と一緒の高校。」


「おぉ!いつから??」


「明日から〜」


「ぅぇぇええええ!?!!!??」


「うるさい」


ウソでしょ・・・・・
しゅうちゃんが・・・・・
明日からうちの学校に通う?!!
(*お父さん完全無視)


うわぁ〜、楽しみだなぁ〜♪( ´▽`)


その日私は、大好きな西村カナさんの音楽を聴きながら登校した。