きゃーとか、かっこいーとか
誰待ってるんですか?とか
女の子の奇声とも思えるほどの声に
とぼとぼ近づいていくとそこには
もちろん奏人さんの姿が。



奏人さんはあたしに近づき肩を引き寄せて


「愛華ちゃん待ちっ」


っと女の子たちにニコッと微笑み
あたしを車に乗せてくれた。