リバーシ

パチンっと頬を叩き気合を入れ直す。





大丈夫、もう終わったよ。





そう自分に言い聞かせるように。






「羽瑠ちゃん?オーダー入ってるわよ。これ、5番席の方のところに持って行って。」






「あっ、はい!わかりました!」




「ホットコーヒーのお客様は?はい。お熱いのでお気をつけてくださいね、こちらはアールグレイになります。こちらもお熱いのでお気をつけて。ごゆっくりどうぞ。」





そんなことを無心で続けていると気づかぬうちにwhiteは帰り、もう営業終了時間になっていた。





「羽瑠ちゃーん、お疲れさまー。今日はありがとね、無茶言っちゃってごめん。でも、結構評判よかったみたい、フフフ」





「いえいえ、ぜんぜんですよ!逆にお役に立てて嬉しいです♪」