リバーシ

キャーと悲鳴に似た声やらパシャパシャとカメラの音が聞こえてくると




「場所はテラス席よ。とりあえずwhiteと私が座ったら来ていいからよろしくね。」






とそれだけ言って行ってしまった。






はぁ、とらしくもない緊張気味のため息をする。






それからスーハーと深呼吸をして心身を落ち着かせ覚悟を決める。






『Blackな私』じゃなくて『上品で美しい私』になるんだ。







『捻くれてる私』を封印して『カフェでアルバイトをしている私』にするんだ。







いつもより慎重に自分の中で言い聞かせ背筋をしゃんと伸ばす。