素直になれない彼氏様

私は光に向かって走った。


『んん…?ここは…?』


「もも!!やっと起きた…2週間も寝てたんやで?」


『え?そんなに?』


「心配したんだからね。でも、起きてよかったわ…」


『めい、迷惑かけちゃってごめんね?』


「んーん。あたしはももの親友やから、迷惑なんて思ってないで?」


『ありがとう…でも私なんでここにいるの?』


「覚えとらんの?」


『んー…』


確か…要に3ヶ月記念日のデートを誘いに行って…


消えろ…消えろ消えろ消えろ消えろ!


『っっっ!!痛い…』


「もも!どしたん!どこが痛いん?」


『うぅっ…消えろって…言われたんだっけ…』


「もも?!」


『あはは…私なんていらないよね。消えた方がいいんだよね。そーだ。消えればいいのか。お父さん、お母さん、ごめんね、約束守れないかも。』


「もも!お願いや、そんなこと言わんといて?ももは、イラナイコなんかじゃない!ももがいんかったらあたしは生きていけんかもしれん。」


『めい…ごめんね…』


「ももがトラウマなのは知ってる。でもな、あいつのせいでももの人生終わらせたくないんや。ももが終わらせるべきなのは飯塚との関係なんちゃう?」


『そっか…そーだね。あの…めい?私が倒れて入院してから一回でも要がお見舞いに来たことある?』


「…ごめんなもも…ないわ…」


『なんでめいがあやまるの?私決めた、別れるね!』