「この子の貸し出しで最後です。」 「おぉ、今日の当番は瀬良か。 瀬良の当番の日は本がきちんと整頓してあって助かるよ。」 ニコッと微笑む瀬良君。 図書室の担当の先生って野崎先生なんだ。 「はい。終わり。期限は2週間後ね。」 「わかった。ありがと。」