「あ…おいしい。」 ほんのり甘いミルクコーヒーは 温かくてとても落ち着いた。 瀬良君との二度目の再開は 昨日とは打って変わって とても穏やかな時間だった。 思いっきり笑ったら 彼はどんなに美しいのだろうか。 そんなことを考えながら 私は教室に向かった。