「もらえないよ!」

「まぁまぁ。じゃあね、結菜ちゃん。」


いきなり名前で呼ばれ固まってしまった。


彼は昨日のような怖い笑顔ではなく
とても綺麗に笑っていた。
人形のような笑顔だと思った。