しばらく屋上の女の子の後ろ姿をぼーっと眺めていた。 美緒もこの女の子のように 屋上から空を見ていたのだろうか。 『最後に、私の内緒の場所 夕陽にあげるね。』 一人で涙を流しながら ここに来ていたのだろうか。