『ばいばい、夕陽』


耳にこびりついて離れない
あいつの最後の言葉。

思い出さないようにしても
ふとした瞬間蘇る。


生暖かい鮮血と
真っ赤な夕焼け。

今でも鮮明に俺の記憶に残っている。