「周りの人は冷たい。さんざん困っている人を救うとか言ってるけど、そんなのこれっぽっちも役にたってない。結局、人間は自分が良ければそれでいいのよ。誰も檻のことを気づいてくれない。だから、手もさしのべてくれない。檻に気づいても見て見ぬふり。ホームレスも私も同じ。そんなときに見つけたの。誰にもそんなことは言われないし、本当に私に手をさしのべてくれた人たちがいるってこと。」 それが… 「精霊の森だった。」