豊野さんはどこ?

「俺はここの人間だ。」

柊から出た言葉に耳を疑った。

ここの人間?

精霊の森は動物が住む場所でしょ?

人間ってどういうこと?

「どういうこと…?」

「じゃあ、変わってやるよ。」

変わる?

何に?

そのときだった。

柊は自分の首にかかっている、青い石のついたネックレスをギュッと握った。

そして、何かを願うように目を閉じた。

そんな柊を光が包む。

あのときと同じだった。










そう。

豊野が精霊の森への道を開くとき。