好きやねん

驚いて、思わず席を立ってしまった。

「え、え、藍ちゃん
このさ…大木くんと
付き合うてるの⁉︎」

「さ、さる…
まぁ、猿だけど私と悠は付き合ってる
よー!」

また少し笑いながら、藍ちゃんは
そういった。

「こいつらも結構長いぞー
確か…高1からだったよな?」

矢野がそう聞いた。

「そーそー!俺からの猛アタックの末、
藍が振り向いてくれましたー!」

「勘違いするなよー悠。
矢野が試しに付き合って、
ダメだったらフッていいから、って
いったからだからね?」

藍ちゃんが少し意地悪めに聞いた。
あからさまに大木くんは驚いて声もでていない。
その姿にうちも矢野も顔を見合わせて
笑ってしまった。