好きやねん

急に横から入ってきた、背の高い
茶髪の男子。

(背、たっかいなぁ…)

そんなことを思っていると、

「あ、転校生ちゃんと話すのは
初めてだねー!
俺は、大木 悠。よろしくね!
ちなみに、隣にいる歩高の親友でーす!」

そういってうちは隣で本を読んでいた
矢野の方をみた。

「誰がいつ、お前と親友になった?
ただの幼馴染だろーが、猿。」

「さ、さる⁉︎」

冷たい言葉に最後の言葉の猿で、
うちも藍ちゃんも爆笑してしまった。

「さ、さる…あははっさる…」

特に藍ちゃんはお腹を抱えて笑っていた。

「…藍…。笑いすぎ…。ひどいよー…
それでも、俺の彼女かよー…。」

すねたようにさ…大木くんが
藍ちゃんにそういった。

「なんやー、藍ちゃん彼氏おったんやー

…か、かれし⁉︎」