好きやねん

「へ…?な、なんで彼方の名前を??」

「俺、中学校も一ノ瀬と一緒やし
あっちも転校生だから
知ってたんだよー
で、なんか昨日藤原が話してるの
見ちゃったからさー…」

俺がそういって、藤原をみると…
心なしか顔が赤くなってるように
みえた。

「そ、そうなんかぁー
彼方目立つ方やでなぁー
あ、ちなみに…彼方とは
こ、恋人ど、どおしなんや…」

「え…?」