好きやねん

しばらく本を読んでいると、
隣の席のやつがやってきた。
当たり前だが、女子である。
それにしても…

(そわそわしすぎじゃね?しかも
こっちみすぎだろー…)

思い切って声をかけてみた。
すると、

「い、いや…なんでもないです…」

「そ、ならいいけど…」

相手は急に話しかけられて、
戸惑ったらしく
とてもたじたじだった。

(緊張しすぎだろー)

なんだか笑えてきてしまった。