〔理事長side〕

失礼しますと言う声と共に入ってきたあり得ない程の美少女こそ今日転校してきた

東郷財閥の令嬢

東郷聖姫だった

でも、彼女瞳は悲しみと恐怖,絶望が見えていた

彼女自信は隠しているつもりなんだろうが俺にははっきりとわかる

なんてったって今までに彼女のような奴をたくさん見てきたからな

ま、早速本題に入るか

『君が転校生の東郷聖姫さんだな?』

わかってはいたが確認のために聞いておいた

「はい。宜しくお願いします」

「私のクラスは?」

『あぁ2-2だよ。このクラスには龍心と言う暴走族とその姫がいる』

あいつらは正統派だから何もしない限り何もしてこないだろう

お嬢様だから怖がるかと思ったら全然そんな素振りもみせない

それどころか

「分かりました。早速クラスに案内してもらえますか?」

と言うので教室まで案内してやった

教室に入っていく姿を見て彼女が心から笑えるようになればなと俺らしくない事を考えていた

〔side end〕