『あの…』
「ん?」
『この状況はなんでしょうか…』
「んー…壁ドン?」
『ですよね…』
『では…なぜこんな事になってるんでし「お前さぁ」あ、はい。』
「俺が誰だか知ってる?」
『あ、はい。城島くんですよね』
「じゃあ俺が学校でどーゆう地位にいるかわかるでしょ」
『地位?あ、四天王ってことですか?』
「そーだよ。そんな四天王がさ何買ってた?」
『少女漫画』
「そ、少女漫画買ってた。そんな情報が学校で流れたら?俺はどうなる?」
『え、えーと…ギャップ萌えみたいな?』
「は?」
『いや、いっつもクールな城島くんが少女漫画買ってたというかわいい一面があってまた人気があがるかな…なんて』
「お前ふざけてんの?」
『え…?いや特に真面目ですが』
「そんなことなるわけねーだろ」
『分かんないですよ?私はかわいいなぁなんて思いましたし…ってなんで顔赤くなるんですか』
「はっ!?べ、別になってねーから!!///」
『あ、ごめんなさい』
「え、あ別に謝らなくていーけど…とにかくこのことは内緒な?」
『え、なんでですか?』
「とにかく黙っとけよ?」
こ、怖い…
『りょ、りょーかいです』
「てか、お前ためなの?年上なの?」
『隣のクラスの花田です』
「あ、やっぱりためか…なら敬語やめろよ」
『え?』
「だから敬語やめろって」
『あ、は…うん』
「なぁ…」
『ん?』
「花田はこの状況恥ずかしくないの?」
『え 』
そーいえば壁ドンされてんだっけ…あ、やばい…意識したら恥ずかしくなってきた…てか顔近くない!?
『/////っ』
「え///じゃ、じゃーな…気をつけて帰れよ///」
やっぱりかっこよかったなー///さすが四天王だな…でも、かわいい一面や優しい一面もあったし…てゆーか誰かに似てたなぁ