「こっちには組だっているんだぞ!お前らなんかすぐに殺られるんだからな?!」


勝ったみたいな顔をしてるところ悪いけど。


「残念。それはもう無理だね」


「は?」


間抜け顔の修平。


そんな修平に、私は爆弾を落とす。




「だって…潰したからね」





そう言って携帯の画面を見せる。


さっきお父さんから組を潰したとメールが入ったんだよね。


もちろん、全員警察行き。


誰も助けてはくれないわ。


やっと今の状況を理解したのか、修平は怒りで震えている。


そして。


「お前らのせいで…っ。お前らいけっ!!あいつらを全員潰せっ!!」