桃の姫〜最強姫の愛した族〜

「龍哉、骨だけは拾ったるからな」


「…玲也」


「ん?…お花はお供えする。っと言ってます」


「ぶっ」


やばっ、声に出ちゃった。


でもこれは仕方ないよねっ?


麗のお花はお供えするって…っ。


「桃姫?」


「あなたたち最高っ!」


「あ、ありがとう?」


何かお礼言われちゃった!


やっぱり白龍は最高ね!


「ふふ。…さぁ、暴狼さん?とっとと続きをやりましょうか」


「ああ。いつでもこいよ」


こい…ね。


そう言ったこと、後悔させてあげる。


「1発」


「え?」


人差し指を立て、そう呟く。


わからないという顔をする龍哉にニッと笑い、後ろへと思いっきりジャンプする。


着地したのと同時に足を蹴って倒す。


私は無表情のまま、龍哉の顔の横に拳を入れる。