桃の姫〜最強姫の愛した族〜

「…なぁ、双子。桃姫の本気ってヤバイんか?」


「ヤバイどころじゃないですよ。…下手したら死にますよ」


「しっ?!ちょっ、龍哉!今すぐ謝るんや!死んだら元も子もないで!」


うーん、光汰はああ言ってけど、龍哉はどうでるんだろう。


それと、さすがに死ぬまではいかないよ。


ちょーっと骨が折れるだけだからね!


ポキってなるだけだから!


「いや、謝らねぇ。桃姫が俺の実力を知りたいのと同じく、俺も桃姫の実力が知りたいんだ」


龍哉っぽいね。


それなら龍哉にちゃんと答えないと失礼だよね。


「といえわけで、いつでもこいよ。桃姫」


「そうさせてもらう…よっ!」


言葉と同時に、地面を思いっきり蹴り、龍哉の前へと出る。


龍哉は1歩後ずさるが、私はそれを見越して後ろへと周り込む。


左足でジャンプし、右足で回し蹴りをする。


まぁ、いわゆるジャンプ蹴りってやつ?


そのままとか気にしない。


気にしてたらキリがないもの。