今日は私の誕生日

 幼馴染とお母さんしかいない誕生日

 だけどそれがとても嬉しかった

 「「お誕生日おめでと~!!」」

 「ありがと!」

 「那葉も、もう16歳なんだね♪」
  
 「早いよね~」

 「そうだね・・・」

 私、石橋那葉は桜華高校に通っているどこにでもいるめがねの地味っこ系女子

 4月から高校二年生・・・

 またつまらない学校生活が始まるんだろうな・・・・

 「一緒のクラスがいいな~」
 
 とふと幼馴染の五十嵐奏樹が言った

 まぁー、確かに一緒のクラスがいいけど・・・
 
 奏くん女子にモテルから一緒にいて正直つらい・・・
 
 「奏ちゃんと那葉は将来結婚するんだもんね~」

 「なっ///、そ、それって関係ないでしょ!!///」

 あ、あせった・・・・

 ニコニコとしているけど・・・・

 ・・・いや笑顔の場合じゃないよ?
  
 奏くん本気にするからやめて・・・

 「本当ですか!ありがとうございます!お義母さま!」
 
 なんかお義母さまと聞こえるのは気にしないようにしよう・・・
 
 てかやっぱ本気にした?!

 こんななに気ない日々が毎日続く平凡な毎日

 ワイワイやってるようにするのが一番楽だ

 あいつ出会うまではそう思っていた・・・