「なるほどね…それはあかりも怒るわ」
「でしょ!?本当にムカつくっ!」
「誰がムカつくって?」
ビクッ!
冷りと背中に嫌な汗が流れた
「おい、あかり。お前俺の事置いて勝手に教室に行ったと思ったら陰で俺の悪口とかいい度胸してんな~」
ゆっくり振り向くと悪魔のような笑みを浮かべた冬樹が立っていた
「ヒイッ!!!」
こ、これはかなりヤバイ…
隣にいる千夏に目で助けを求めるものの、千夏は知らん顔で助けてくれない
「おい、聞いてんのか?」
「き、聞いてます…」
うぅ…どうしよう……
あっ!
あれを実行すればいいんだっ!


