隣の家の王子様♡~俺様幼なじみに恋をした~





そうこうしているうちに、あたし達の番がまわってきた







「気をつけて行けよ~」






宮崎先生の軽い口調で見送られ、肝試しがスタートした








「...っ.........」







こ、こ、ここここ怖い!!!!







辺りは想像以上に暗く、懐中電灯があるものの足元しか見えない







ザザザッ ザザザッ







「キャーーーー!!!!!出たーーーー!!!!!」





ギュッ






「っ、おいっ!!!」







「うぅ~~」








視界が歪んできた





ヤバイ、泣きそうだよ~(涙)








「はぁ~ったく、あんなのただの風だろ。」








「だ、だってぇ~」







「はぁ、ほら。手、握っててやるよ」







冬樹はそう言って、手を差し出してくれた







「あ、ありがとぅ」




あたしはそう言うと素直に冬樹の手を握った






「行くぞ...」







「う、うん......」






大丈夫、冬樹がいるもん






だ、大丈夫...大丈夫......




トントン





「.........キャーーーーーーー!!!!!!!」





ギュッ








「ちょっ、そんなに驚かないで!!!俺だよ俺!!!」






そっと後ろを見ると...








「な、直人くん!?」







「はぁ~、あかりちゃんビビリすぎだよ...俺、超ショックだったんだけど...」








「ご、ごめんねッ!!!」









「ウソウソ!!!大丈夫だよ~」








「それにしても、あかり本当なビビリだよね~」






直人くんの隣にいた千夏がひょこっと顔を出してそう言った







「だ、だって、怖いんだもん...」








「まっ、瀬戸口くんが幸せそうだからいいけど♪」







冬樹が幸せ?








「お前っ!そう言うこと言うんじゃねぇよ!!!」






冬樹は何故か焦りながら千夏に言った