一緒に帰るってのはいいが・・・・・
「仲直りできたのか?」
て、喧嘩したわけじゃねぇし仲直りではないか…
原状復帰?できたって事でいいか
そんなくだらない事を考えていると、後ろからタッタッタッと足音が聞こえてきた
「はぁ…はぁ…ふ、冬樹~!おいてかないでよ!」
あかりの声が聞こえ後ろを向くと、あかりが息を切らしながら駆け寄ってきた
「はぁ…はぁ…冬樹、歩くの、速すぎ…」
途切れ途切れにそう訴えてくるあかり
そう言えばコイツ、運動音痴だもんな
「お前がチビだから悪い」
「なっ!?しょ、しょうがないでしょう!?あたしだって…大きくなりたいもんっ!」
あかりはそう言うと、涙目になりながら口をプゥと膨らませながら俺を睨んできた
その顔、反則だろ/////
「牛乳でも飲んどけ」
顔が赤くなるのを必死に抑え、素っ気なく返した


