隣の家の王子様♡~俺様幼なじみに恋をした~



一緒に帰るってのはいいが・・・・・





「仲直りできたのか?」




て、喧嘩したわけじゃねぇし仲直りではないか…





原状復帰?できたって事でいいか








そんなくだらない事を考えていると、後ろからタッタッタッと足音が聞こえてきた






「はぁ…はぁ…ふ、冬樹~!おいてかないでよ!」







あかりの声が聞こえ後ろを向くと、あかりが息を切らしながら駆け寄ってきた






「はぁ…はぁ…冬樹、歩くの、速すぎ…」






途切れ途切れにそう訴えてくるあかり





そう言えばコイツ、運動音痴だもんな






「お前がチビだから悪い」





「なっ!?しょ、しょうがないでしょう!?あたしだって…大きくなりたいもんっ!」






あかりはそう言うと、涙目になりながら口をプゥと膨らませながら俺を睨んできた







その顔、反則だろ/////






「牛乳でも飲んどけ」





顔が赤くなるのを必死に抑え、素っ気なく返した