隣の家の王子様♡~俺様幼なじみに恋をした~






「ふ、冬樹・・・・・」






帰ろうとしている俺の事をあかりが引き止めてきた









「・・・・・・・・・・」






俺はあかりの事を黙って向いた








「えっと、その・・・・・」



必死に何かを言おうとしているあかり





このままじゃ何も言わないよな、コイツ




だったら、誘うなら今しかない、よな?






「・・・・・あかり、久しぶりに一緒に帰るか」








「えっ?」



そう言った俺に少し驚いた顔をするあかり



「なんだよ、この俺と帰るのが嫌なのかよ?」





平然を装っていつもの口調でそう言った








「・・・・・いや、その」





「はぁ~、ほら、帰るぞ」




また、戸惑い出したあかりにそう言って一人下駄箱に向かった