隣の家の王子様♡~俺様幼なじみに恋をした~





そんなことをひたすら頭の中で考えているうちに放課後になってしまった






あかりの方をちらりと見ると、何やら戸田と話していた






「冬樹~帰んないのか?」






「あぁ、帰るけど」






「あ~あかりちゃんね。千夏と何話してるか気になるんだろ?」






直人がニヤリと気持ち悪い笑みを浮かべで聞いてきた







「どうせ一緒に帰る約束でもしてんだろ?」






あの二人は仲いいしな







「ブップー!今日は千夏は俺と帰るからあかりちゃんとは帰りませーん」






何か・・・・・






「ムカつく・・・・・」






「わ、悪いっ!お、怒んなって!」






「で、俺にどうしろと?」





「あかりちゃんと仲直りしたいなら、一緒に帰ったら?」







「それは、無理だろ・・・・・」






あいつも嫌がるだろうし…





「じゃ、俺帰るから。じゃあな」





そう言って教室から出ようとした時