**********




「ごめんな?急に……」




「い、いやいや!全然大丈夫だよ!」





斉藤くんに話があると言われ、あたし達は屋上に来ていた





「それで、話って……」





「ごめんっ!!!」




ガバッと勢いよく頭を下げ、謝ってくる斉藤くん






「昨日は感情に任せて告白なんかして……困らせたよな?」





「……そんなことないよ。」





「俺、昨日からずっと後悔してたんだ……。だから、もう一度ちゃんと言わせてくれないか?」





真剣な顔でそうお願いしてきた彼に、思わずドキッとしてしまう






「……うん。」