「そっか・・・。それ聞けて安心した。ねぇ、前に南先生に言われたこと、覚えてる?」







「南先生に?」







「そう。今あるその恋心を大切にしてって言葉。あたしもそう思う。あかりのこと、笑顔にできるのは、悔しいけど瀬戸口君だけなんだもん。だから、その好きって気持ち、大切にして?」







「・・・うん。あたし、諦めない!!」







「うん!!よ~し!!!そうと決まれば今日は思う存分学祭楽しむぞぉ!!!!」






「うん!!!!って、あれ?千夏、直人君はいいの?」






「ん~?直人ならあんたの王子様にとられちゃったわよ」







「お、王子様なんかじゃ/////」








「照れてる~か~わ~い~い~♡」







「可愛くない!!////ほ、ほら!早く回ろ!!」






それからあたしは千夏とともに学校祭を楽しんだ