「・・・・・・」





「ねぇ!!冬樹!!どこに向かってんの!?あたしまだ仕事終わってない!!」




「・・・・・・」




あたしがいくら声をかけても無視





冬樹はこんなことして、何がしたいの?







ガラガラガラ




「ここ、空き教室・・・・」





「・・・・・」




冬樹はあたしのこと離すと、窓際まで歩いて行った







「・・・・冬樹?」





「・・・お前、わかってんの?」






わかってる?何それ






「どういうk「なんでいつもお前はそうなわけ?簡単に男に触られて、声かけられて、勝手に好意もたれて・・・」なに、言ってんの?あたし、わかんないよ・・・」






「・・・目障りなんだよ・・・お前のそういうとこ。」







目障り?





あたしは、目障りな存在なの?



目の前が、涙でどんどん歪んでいく・・・



だめ、ここで泣いちゃ、冬樹に嫌われる、また目障りって思われる






「・・・っご、めんっ」






あたしはやっと絞り出した声でそういうと、冬樹をおいて一人屋上に向かって走った