「ヒック………千夏、ありがとう」








「ううん、あかり!1回瀬戸口君と距離置きなさいっ」







「冬樹と?」









「そう、落ち着くまで、瀬戸口君と距離置きなさい。」







「………うん。」









「よしっ!ったく瀬戸口君、あたしの可愛い可愛いあかりをよくも泣かしたわね!後悔させてやるんだからっ!」







「い、いいよっ!」








「良くないのっ!絶対後悔させてやるっ!覚えてなさいよ~!!!!!」







千夏はやる気満々といった顔をしている。






これは止められないな…







「よ~し、じゃあショッピングでもして気分転換でもしよ?」









「うんっ!!」







千夏みたいな親友がいてよかった






そう、心から思ったあかりであった