召喚女子高生・ユヅキ









 柚月は、足の踏み場もないほど乱雑に散らかった局(へや)に招かれた。

 大量の料紙や巻物が無造作に置かれている室内。
 東雲の書斎らしいが、いつも柚月は話を聞くより先にまず片付けを始める。



 むろん、親切心からではない。
 そうしないと、自分の座る位置すら確保できないからだ。