後ろ姿のキミへ。


「なんで?」

この際だからやっぱり聞こう。

少し怖いけど凛子を真正面に捉えて、ちゃんと質問した。

「なんでって、そりゃあ、璃久が好きな人今は居ないってって言ってたからに決まってんじゃん!」

「なんで知ってんの?」

すると桃花が口を挟んで、

「凛ちゃんね、内緒にしてって言ってたんだけど。色々璃久に恋愛のことで事情聴取してたんだよー。それで、ちひろの作戦考えるぞっ!って張り切って。」

「ほらぁ〜私は璃久とはほぼ男友達みたいなものじゃない?それを利用して色々情報ゲットして、上手くちひろと璃久をくっつけたくてさ...でも、ごめん。嫌な思いをさせてたなら」

何それ...私また自分のことばっかり考えて二人の思いやりに気付くことが出来なかったってことか..

「っ私の、方こそ、っごめんっ!」

思いっきり涙流して、もう目も腫れそうだったんだけど、これだけはどうしても泣かずにはいられなかった。

それぐらい二人の気持ちが嬉しくて

それと同時に璃久に会いたくて。