後ろ姿のキミへ。


それから少しずつ少しずつ、気になる存在になっていた。

練習の時投球練習をしてるから、

少し皆とは離れたブルペンにいる。

ブルペンへといくのが私の楽しみとなっていて、後ろ姿をそっと見てまた元の場所に戻る。

これが密かな練習中の楽しみ。

そして学校では数学の時間、そして少し休み時間に喋る。

璃久の存在が、確かに自分自身を捉えていくのを感じながら。

それでも私と璃久はマネージャーと部員と言って、自分に言い聞かせていた。

部内恋愛は禁止だったから。