それから、私は近くのバスケットクラブに通った。 私はみるみる上達していって私より先に入った人の実力を抜いた。 もともと、ちょっと練習すれば人並にスポーツができる私。 それは、バスケでも変わらなかった。 人を抜いても私はまだまだバスケにのめり込む。 遂には、好きすぎて休日や授業中もボールを触るようになっていた。 その頃、特に好きだったのがスリーポイントシュート。 小学校の授業の間の10分休憩も体育館へ行ってスリーポイントシュートの練習をした。