『え!?誰のですか?』
相変わらず敬語は続く。
「だから、敬語は無しでお願いします…。えっと…。恋人ということですか…?」
思い当たる節。
『はい!そおっす!』
あぁ、そうなんだね。
残念ながら私に彼氏はいないんだな。
ごめんね期待を裏切るようで。
「恋人はいないですよ。」
うん。本当にいない。
寂しいよ。
『マジすか!?』
うぉおおおおおおおお!っとみんなが叫ぶ。
ちょっと大丈夫じゃない集団だよ?
怖い怖い…。
下の人が私を取り囲んで口々になにか言う。
怖い。迫力が…。
『じゃぁ、俺の女になりませんか?』
という意味の分からない言葉がたくさん聞こえる。
これは一種の求愛行動ですか?

