私と、総長と、幹部候補の三角関係。




西谷先輩は震えてる私に『もう、大丈夫だ。俺が来た。』と言って私の震える肩に西谷先輩が来ていた上着を着せてくれた。

それでも、震えが止まらない。
そんな私を西谷先輩は包み込んだ。


『もうすぐ、遼が来る。そしたら、二人で下に降りろ。いいな。』


暖かい西谷先輩のなかで私が頷くのを見てから、リリコ先輩達に振り返った。

『何で俺がここにいるかって?』

一歩ずつ近づく西谷先輩とは逆に一歩ずつ後退していくリリコ先輩達。



『ヒッ!お前…。もしかして、王牙の総長……?』


毒牙の総長が半分狂ったように叫ぶと西谷先輩は一気に二人との間を縮めて毒牙の総長を殴った。