私と、総長と、幹部候補の三角関係。


場所は溜まり場。


遼宛に届いたメール。添付されている画像には気を失っていると思われる日奈。


『日奈!?』

その場にいたのは遼と春樹。

『場所はどこだ!』

『毒牙の倉庫だ。』


『とにかく、虎太朗に連絡だ。』

春樹からの連絡を受けた虎太朗は場所だけ聞いて王牙の指揮は全て春樹に託した。


『遼に変われ。』

春樹は自分のケータイを遼に渡して部屋を出る。

虎太朗に言われた通り、毒牙を潰すために王牙を動かすんだ。



『お前ら!』

俺の一声で溜まり場にいた奴らが整列する。

『これから、毒牙を攻める!いいか!自分の命を優先させろ!』

おおおおおおおおお!と声が響いた溜まり場。



素手VS武器
圧倒的不利。それでも、全国一の強さは圧倒的だ。







『お前も来い。日奈が心配なら全力で守れよ。』

それだけ言って電話を切った虎太朗はバイクを走らせた。

遼は戸惑いながらも、バイクに乗って速度違反の速さで毒牙の倉庫に向かった。