ぼーっと考えながら歩く。
だいぶ歩いたのか足がパンパになっている。
目の前に見えた公園に入り、ベンチに座る。
呼吸を落ち着かせてもう一回空を見る。
恨めしいほど晴れた夜空。
ため息が自然に出てくる。
「まだ、体が震える。」
季節は冬。上にコートを着ていても体の芯を凍らせる。
ピロリン♪
私のケータイに届いた新着メール。
メールはお母さんからだった。
《今どこなの?連絡頂戴。》
心配させちゃった。
〈今から帰るよ。〉
そのメールを打ってあと少しだけゆっくりしようとベンチにもたれ掛かった。
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