私と、総長と、幹部候補の三角関係。




『日奈…。ごめん。俺…っ。』


遼の手が私の肩に触れる。

反射でビクッと跳ねてしまう体。


『ごめん。そんなつもりじゃ。』


「か、帰るね。」

遼の言葉に被せた言葉。

元のような仲の良い二人には戻れないかもしれない。



遼は責任を感じて、私は恐怖で体が震える。



遼の違う顔を知った。


全く知らない顔でとても怖かった。