誰が好き? それは、彼にとってとても勇気がいる質問なんじゃないだろうか。 悲しそうな彼は答えがわかってるようだった。 『答えて。』 彼の声は悲痛な声だった。 「遼……。私は…っ!」 本当のことを言おうと思った時… 遼が私の口を塞いだ。 彼自身の口で。 『なんで、何であいつだ?アイツは俺等になんの干渉もしない。だけど、やっぱりあいつじゃないとダメなのか?俺じゃダメか? 俺のものになれよ!』 前髪の隙間から見えた表情はとても痛かった。