『やばい。このままだと追試になる。』 今回のテストの対策をしていないのか柄にもなく大慌てだ。 『ここ教えて』 「ここはねぇ。」 『じゃぁ、ここはこうするのか?』 『そうだよ。』 かれこれ3時間。 『よっしゃ。サンキュ日奈。』 それらの道具を片付けた遼。 沈黙が部屋に流れた。 その沈黙を破ったのは… 『日奈。お前、今誰が好きだ?』 ぼそっと呟いた遼の言葉に体が震えた。