本当は分かってた。 私が遼を好きになることはない。 だから、私と遼の間には空白があった。 何色にも色づかない空白が…。 その空白を埋める人物。 それは誰なのか。それも分かっていた。 それでも、その想いは告げないつもり。 今までお世話になった。だから、これ以上彼を困らせてはいけない。