『待った?』
「ううん。大丈夫。」
遼が差し出してきた手に体重をかけてバイクに乗る。
私にコンビニの袋を差し出してきた。
中身を見てみると飲み物とおにぎりが数個。
「これ、何?」
『昼は食べずに、バイキング行くから。それまで持つようにちょっとでも食べておけ。』
私は袋から麦茶と昆布のおにぎりを出して少しだけ食べた。
しばらくして、腹ごしらえを終えた
私の前に跨がった遼はうるさくエンジン音を鳴らした。
バイクは町中を颯爽と駆け抜ける。
2車線でたくさんの車を追い抜いて。
ショッピングモールに着いたのは通常より5分も早かった。

