それから、1日1日が短くて日曜日なんてあっという間に来た。
服装は悩んで悩んで、スカートとニットとブーツで合わせることにした。
待ち合わせ場所はいつものお店の前。
よし!今日は遅刻しないよ!
十分前に待ち合わせ場所に着くように家を出る。
遼はこんな早い時間に来るわけ無いか!なんて思いつつ待ち合わせ場所に着いた。
駐車場に留まる大きなバイク。
遼のバイク以外ありえないよね。
店の中に目を向けると遼が見えた。
レジで会計をしていてその後ろには女の子たちがワヤワヤしている。
『遼!』
遼の所まで大分距離があるしガラスの扉がある。
聞こえるわけないよねって思いながら大きな声で読んだ遼。
そのまま、会計を済ませてこちらに歩いてくる。
ガラス戸を開けた時に私の存在に気づいた遼は心底驚いた様子だった。

