『着いたぞ。』
遼にバイクから降ろしてもらう。
やっぱりデカイなぁ。
昨日と同じ感想を持つ。
不意に遼が私の手を握った。
「え!?え、何?」
遼の顔を見る。
意地悪そうな顔で私を見ている遼。
はい。予想できました。
『お前は、もう俺の女だから。下っ端たちに言っていいよな。』
予感的中。急に恥ずかしくなってくる。
「うん。いいよ。」
私がそう答えると、ニカって笑った遼は私を溜まり場まで連れて行く。
扉を開けると溜まっていた何十人という人が振り返る。
遼と私を交互に見て、私達が握り待っている手を見る。
『『『えええええええええ!?』』』
という声が聞こえるまで0.5秒。

