クラスに入るとき、流石に手は離したほうがいいんじゃないかと思って少し抵抗した。
だけど、それは全く意味がなかった。
私を見てニヤリと笑った遼はそのままクラスの扉を開ける。
そして、私の手を引っ張って入る。
衝撃を受けているみんな。
女の子なんかは涙目になっている娘すらいる。
男は…、、も?泣きそうな奴がいる。
女はわかるけど、男はどうした?
やっぱり、男たちも私に遼が取られて悲しいのか?(逆です。逆。)
そのまま、遼は自分たちの席まで歩いていき手を話して座った。
この席は特等席だ。
窓際だし。日が当たって暖かいし。
なにしろ、カッコイイ遼を見ることが出来るから目の保養になる。
彼氏がこんなに近い場所にいると守ってもらえるって思う。
それだけで、私は楽になる。
恐怖を見なくて済む。

