『おい。俺ら完璧に遅刻だぞ。』
ケータイの時計を見せて言う遼。
はい。ごめんなさい。
『罰として、俺の言う事聞けよな!』
そう言ってバイクのエンジンをかける。
ナタデココのジュースを飲み終わった私はゴミ箱に投げ捨てる。
この癖。直さないとな。
前向かないとな。
こんなことで一回一回悩んでたらきりが無いものね。
「はぁーい。」
気の抜けた返事をする。
鞄を持って遼の元へ歩く。
これからどうなるんだろう?っていう不安を背負って。
それでも、こいつとなら大丈夫かもしれないとか思っちゃったりしてる。
正直、そんなこと考えてる私に驚いている。

